こんにちはAkiです。
webサイトやシステム構築で負荷試験をすることがあると思います。
そんな時に使用するのがapache製のjmeter。
ただ、最初は用語の意味がわからず不明だと思います。
そこですごく簡単に用語の説明です。
スレッドとは?
「スレッド数」は、一回のテストケース実行で生成されるスレッドの数を表します。
スレッド数=アクセスするユーザ数と考えれば概ねいいかと思います。
Ramp-Upとは?
「Ramp-Up期間(秒)」は、何秒間で上記の全スレッドを生成するかを表します。
なので例えば、
「スレッド数」を50、「Ramp-Up期間(秒)」を10に設定すると、
50(スレッド) / 10(秒)で、1秒間に5回のテストケースを実行することになります。
※「Ramp-Up期間(秒)」を0に設定すると、JMeterは全てのテストケースを同時に生成します。
ループ回数とは?
「ループ回数」は、上記のテストケースの生成を何回繰り返し行うかを表します。
1スレッド(1ユーザ)が1つのテストケースを何回繰り返すかの指定です。
これは前のテストケースが完了したらすぐ次のテストケースを実行します。
どういう負荷のかかり方になるか?
さて、ここまでが簡易的な言葉の説明ですが、
ちなみに、上記それぞれの項目をいじるとアクセスの負荷的にどういうグラフになるのかというと、、、
縦軸がアクセス量、横軸が時間だとした場合
スレッド数を増やすと、、アクセス量(縦軸)が増えて
ループ回数を増やすと、、実行時間が(横軸)が伸びて
Ramp-Upを増やすと、、グラフの線の傾斜がゆるやかになります。(ゆるやかな負荷になる)
逆にRamp-Upを減らすと短い時間でスレッドの生成を行うことになるので急激な負荷がかかり傾斜が急になります。
簡易的な説明でしたがいかがでしょうか?
参考になりましたら幸いです。
最初はちんぷんかんぷんかと思いますが実際にやってみるとイメージが掴めるかもしれませんのでぜひ参考にしてみてください。
それでは。