uptimeはLinuxのOSが起動してからの稼働時間を表示するコマンドです。
aki:~$ uptime 13:01 up 2:31, 2 users, load averages: 1.69 1.90 2.10
実行すると現在時刻、OS起動してからの経過時間、接続ユーザ数、ロードアベレージなどを確認することができます。
ここで、普段はあまり気にしていなかったのですが
使用中のmacOS環境では何故usersが「2」なんだろう?という疑問が湧いたので調べてみました。
uptimeでusersが2や複数になるのはなぜ?
まず「w」コマンドを試してみます。
aki:~$ w 13:06 up 2:37, 2 users, load averages: 2.78 2.07 2.08 USER TTY FROM LOGIN@ IDLE WHAT aki console - 10:30 2:36 - aki s000 - 10:48 3 -bash

お、ttyがconsoleとs000の2つある
ここで「who」コマンドを試してみます。
aki:~$ who aki console Oct 16 10:30 aki ttys000 Oct 16 10:48
同じく2ユーザ分出力されます。
ttyとは、標準入出力となっている端末デバイス(制御端末、controlling terminal)の名前を表示するUnix系のコマンドである。(Wikipeadia)
ttyは標準入出力用の名前を識別するとのことで、
もしやターミナルで実行している分が算出されているのか?と思い、
タブを増やして再度実行してみました。
aki:~$ w 13:07 up 2:37, 3 users, load averages: 2.46 2.03 2.07 USER TTY FROM LOGIN@ IDLE WHAT aki console - 10:30 2:36 - aki s000 - 10:48 - -bash aki s001 - 13:03 - -bash
aki:~$ who aki console Oct 16 10:30 aki ttys000 Oct 16 10:48 aki ttys001 Oct 16 13:03
s001が増えました。ビンゴのようです。
なのでおそらくOS起動分とターミナルで実行している分のbashの接続ユーザのセッション数ということなのだろう。
wコマンドでのWHATにも「-bash」の表示がありましたしね。
さらにタブを増やすとs002, s003とセッション数分増えました。
それでは。