ログリーの「コーディング面接」記事が面白かった。採用されるエンジニア側としても良い

ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」などを開発するログリー株式会社のエンジニアの中途採用の選考に関する取り組みの記事が面白かったのでシェア&メモです。

応募者に自分の目の前で小規模な開発・実装をしてもらうというユニークな選考方法を採用しているとのことです。

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面接では見えにくいエンジニアのスキル・人物両面を見抜くには――ログリーの「コーディング面接」をCTOに聞く|Tech Team Journal
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たしかにエンジニアの中途採用は難しいですよね。スキルどうこうも人間性も1時間程度の面談でわかるのは難しいです。

採用担当者も難しいでしょうが、なにより面談を受けている側も自分が本当に働きたい会社なのか、情報を適切に収集、判断するのも限られた時間では難しいです。

会社によっては現場のエンジニアは出てこず人事や採用担当などの方だけで終わるとお互いにとって実りがない時間になるのも辛いですね。

たとえば検索して調べる行為ひとつをとっても、検索キーワードの選び方、検索結果のどの記事を選ぶかといったところでも違いは出ます。一次情報にあたりたいというタイプの方もいれば、とりあえず「答えにつながりそうな情報は?」みたいな感じで飛んでいってみるみたいな方もいますし、結構いろんなものが見えてきますね。

画面を共有していると、その人の仕事の進め方と取り組み方なども個性が出るから単純に面白そうです。

過去には、あまり開発の知識が豊富というわけではないけれど、コミュニケーションが非常にうまくて、私に上手に質問してヒントを引き出して作っちゃった、という方もいました。

単純にスキルだけではなく一緒に働く人の人間性だったり性格、考え方など強みも見れるのでとてもいいですよね。

ポートフォリオの確認や試験問題としてコーディングが必要な会社等もありますが、それはあくまでもコーディングスキルのみを判断するしかないですからね。

 

こういう点を総合的に判断して採用するというのはとても良い会社だなとも思いますし会社にとっても働く側のエンジニアにとっても入社後の齟齬が起きづらそうです。

 

時間がかかりすぎるという課題はあるようですが、それでもこういうユニークかつ画期的なことをやり始めていることがまずすごいですし脱帽です。

 

とても素敵な記事でした。

開発日記
この記事の投稿者
AKI

ソフトウェアエンジニア歴10年以上、業務系システムからゲーム開発まで幅広く経験し
現在はフリーランスプログラマとして従事している。
得意言語: PHP, JavaScript, Java, C#(Unity)

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