LINEグループでは、2021年10月より新しい働き方「LINE Hybrid Working Style」を開始すると発表しました。
「LINE Hybrid Working Style」概要
・働き方は、出社を前提に置かず、各チームにて働き方のルールを作る
・「月末や定例時は出社」など、チームごとのルールに則っての在宅勤務が可能
・チームのパフォーマンスが最大化する働き方を推奨
・居住地は、11:00までにオフィス出社が可能な範囲を推奨
・会社が認めた場合などは、一時的に居住地以外に滞在しての勤務が可能
※詳細は下記リンクを参照
経理や総務や開発や営業など職種によってリモート・出社が別れているのはおかしいといった企業の不満もよく聞きますが、
業種、業務によっては出社が必要なものは仕方がないとも思います。企業としても完全に平等には難しいでしょう。
中の人や実際に運用したらまた問題点や課題は出てくるのかもしれませんが
居住地などの条件など一定の制限はあるものの、限りなく自由度を尊重して検討した条件のように思えます。
なにより、LINEのような日本有数の大企業、かつITの業界の企業が積極的にこういう「新しい働き方」を模索していくことがとても好感がもてます。
こういう働き方の多様性が認められ、そこに同意する方や、この条件だから働けるという優秀な人材もあつまるのではないでしょうか。
各チーム毎にルールを作るというのも現場を尊重しているのがいいですね。
コミュニケーションや業務内容でそれぞれの違いはどうしても生まれると思いますので。
あくまで「生産性・チームのパフォーマンスの最大化」に対してフォーカスしているのがポイントではないでしょうか。
このような事例をもっと増やして、本質的な日本の働き方改革が起こるといいですね。
