こんにちはAkiです。
6月29日からソニー・ミュージックソリューションズは、
オンライン映像配信サービス「Stagecrowd(ステージクラウド)」を開始しました。
Stagecrowd(ステージクラウド)とは?
Stagecrowdとは、PC・スマートフォン向けライブストリーミングを中心とした映像配信サービスです。
そして映像配信とは別にSMCMSという管理システムも提供しているようです。
機能としては課金管理、チケット管理、ユーザ管理などライブやファンクラブを運営するには一通り必要そうな機能はありそうです。
ECサイトなどを作るにしても決済周りがネックになることもあったりしますが、このようにワンパックとしてパッケージになっているのはいいなと思います。
2006年からソニー・ミュージックソリューションズが自社開発・運営をしているウェブサイトの管理システム(Contents Management System)です。
ファンクラブなどのサブスクリプションサービスや、Eコマースサイトの運営に必要になる、課金・ユーザー管理・商品管理・問い合わせ管理などのBtoCサイトに必要な機能がオールインワンで備わっています。
CMSはwordpressなどのような一般的なコンテンツの管理システムのことなので
SMCMSというのはソニー・ミュージックの独自の命名なのでしょう。
日向坂46も欅坂46(櫻坂)もStagecrowd
ちなみに
7月31日(金) 19:00から日向坂46のライブがStagecrowdでありました。
私は本サービスをそこきっかけで知りました。
10月12日(月)、13日(火)に行われた欅坂46のラストライブもStagecrowdでした。
Stagecrowdの使い勝手、動画配信サーバの快適さなどは体験してから別途記事にまとめたいと思います。
余談ですが、
日向坂ファンクラブはStagecrowdのアカウントでログインできるようです。
なのでCMSとして日向坂のホームページ自体がStagecrowdのCMSとしてファンクラブ機能が提供されているか、
Web全般ではなくファンクラブの一部機能のみをStagecrowdの管理としている作りに見えます。
オンラインライブはいいのか?コロナ禍でのオンラインライブの覇権を握れるか?
コロナ禍の影響でオンラインライブをしているアーティストはよく見かけます。
ニュースでも取り上げられていますね。
「ライブは生で現地で見るもの」という意見ももちろんあるかもしれませんが、
オンラインならではの良さも中にはあると思います。
チケットの制限もない(ライブによってはあるそう)ので転売などの問題も起こらないですし、
場所を選ばないので参加の敷居は下がると思いますし、
より色々なライブを見たい人にとってもメリットはあると思います。
アーティスト側も場所(ドーム、アリーナ、コンサートホール)を選ばないということは、
すなわち日時も決めやすい・ライブしやすい環境になるなどもあると思います。
どちらにしても、コロナ禍でエンタテインメントの業界もスタンダードが変わってきます。
オンライン・生の体験をうまく使い分けて共存することが今後も大事になっていくのでしょう。
その他の映像配信サービスは?
オンラインライブのプラットフォームは今後も増えると思います。
ShowroomやYoutube、niconico動画など既存のプラットフォームも強化されるかもしれませんし、
オンラインの有料ライブ配信に特化した
Rakuten TV(楽天TV)
というサービスなどもより発展していくでしょう。
海外ではペイ・パー・ビュー(pay-per-view)のような有料コンテンツはより当たり前だったりするので
pay per viewの流れもきっと増えるでしょう。
どのサービスも少しずづ用途と役割、ターゲットも違うので差別化した競争と
今後のプラットフォームの発展が楽しみです。
それでは。